手作り結婚指輪作品集<2017>

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W.Tさん T.Aさん 東京都(鍛造)
プラチナ&18Kコンビ結婚指輪(15号、7号)
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/プラチナ&18Kコンビ結婚指輪 中3段/制作工程
下段/練習用シルバーリング

打ち合わせで、ジュエリー全般、鍛造技法の制作手順他、デザイン等をご相談。
デザインは後日ご連絡頂き、プラチナと18Kのコンビの結婚指輪に決まりました(^ ^)。
プラチナと18Kが斜めに繋がる形なので、角度を合わせるのと、ロウ付け(溶接)がずれないように保持するのがちょっと難しいデザインです。
「作れるものなら挑戦したい!」とのことで、悔いのないようがんばって頂きました(^ ^)。
地金は、幅3mmと1.5mmです。

制作当日。
彼はプラチナベースに一部18Kに、彼女は18Kベースに一部プラチナです。
制作最初は、お互いのベース地金を糸ノコで切り取り交換です。
できるだけ角度を合わせて切り出し、ヤスリで整えました。
分け合った地金を自分の地金とロウ付け(溶接)です。
プラチナは溶ける心配はありませんが、18Kは溶けるリスクがありますので、慎重にバーナーを当てました。
無事1本にくっつきました!
リング内側に挙式日とふたりの名前を刻印。
両端を斜めに切り出し、いよいよリング状に。
二種の金属は硬さが違うため、注意しながら接合面を合わせました。
本日2度目のロウ付け。
最初のロウ付けが外れないように気をつけての作業、上手くいきました(^ ^)v
真円に打ち出し、研磨作業です。
プラチナと18Kの境目にヤスリでラインを彫り、鏡面に仕上げて完成です(^ ^)。

プラチナと18Kを斜めに配置するデザイン、18Kの融点、2度のロウ付け等々、初制作では難しいデザインでした。
最初のロウ付け、彼がほんの少し18K溶けたり(角がほんのちょっと、体制に影響無し)、斜めラインがわずかに縦気味になったりといろいろありましたが、完成度高い結婚指輪になりました!

自分の誓いを自分で指輪にできました♪

作りに来て頂き、本当にありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/12/23制作 2018/1/6 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

O.Mさん N.Aさん 神奈川県(鍛造)
プラチナ結婚指輪(19号、6号)
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

手作りできるところを探して来て下さいました。
ジュエリーには全く不案内とのことでしたので、ジュエリー全般、鍛造制作、WAX制作の講義(^ ^)。
ご相談の結果、鍛造制作、ストレートタイプ、メビウスカットデザインに決定!
地金は、幅2.5mmと2mm、厚さ1.6mm共通での制作となりました。

制作当日。
果たしてイメージ通りの形が作れるのか不安も感じつつ制作開始(^ ^)。
リング内側の文字刻印です。おふたりの名前と西暦。
これからのふたりのキーワードを1つ手打ち刻印しました(^ ^)。
リングサイズに合わせ、長さを調整。
リング状に曲げ、接合面をピッタリに合わせ、ロウ付け(溶接)。
酸素バーナーできれいに繋がりました。
真円に整え、いよいよメビウスカット。
練習にWAXでイメージを作り、シルバーで手応えを感じ、いざ本番!
彼は慎重丁寧、彼女は大胆不敵(いい意味で)!
メビウスのエッジの立ったきれいな曲面が完成です(^ ^)。
研磨毎に輝き、美しい指輪、完成です♪

おふたりの性格がそのままでた制作で楽しかったです。
彼は全般に丁寧に指輪に向き合い。
彼女は本番での萎縮しない大胆さはビックリでした。忘れられなせん!
特にヤスリ掛け、素晴らしかったです!

一旦お預かりし、ロジウムメッキを施して完成です。

作りに来て頂き、本当にありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。入籍、目の前ですね。
末永くお幸せに♪

2017/12/1制作 2017/12/10 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

O.Mさん O.Kさん 東京都(鍛造)
プラチナ&18Kコンビ結婚指輪(18.5号、8.5号)
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/プラチナ&18Kコンビ結婚指輪 中3段/制作工程
下段/練習用シルバーリング

O.Kさんは彫金の専門学校卒とのこと。
WAX制作がメインだったため、鍛造で結婚指輪ができるところ!で、来て下さいました(^ ^)。
デザインは粗めの鎚目模様がご希望です♪
仕上げを鎚目の表面は艶消しに、サイド部分は鏡面にして差をつける予定で打ち合わせしました。
レディースのみプラチナと18Kゴールドのコンビです。
地金は、幅2.2mmと2mm、厚さ1.6mm共通に決定。
制作工程等をレクチャーし打ち合わせ終了です。

制作当日。
彼女のリングがコンビなので、プラチナと18Kの地金を接合するところからスタートです。
彼はしばらく待ち!
両方の地金の断面をヤスリで整えロウ付け(溶接)。接合面をきれいに整形。
地金ができたので、ここからおふたりで同手順で制作です。
どんな感じの鎚目がいいか、どの段階で鎚目を打つか、試作で確認!
試作の結果、リング状に曲げる前に鎚目を打ちました。
リングサイズの長さに整え、リング状に曲げ、接合面をロウ付けです。
プラチナのみの彼だけ酸素バーナーで、彼女はやさしいエアバーナーで(酸素は高温で、18Kが溶けちゃいます)。
真円に打ち出し、研磨。
艶消しをかけたあとに、サイドのみ鏡面まで磨き上げて完成です(^ ^)。

O.Kさん、しばらく制作からは遠ざかっていたようですが、バーナーワーク等、流石に慣れていて不安なしでした。
彼は初制作、講習半分は彼女にサポートして頂いた教室でした(^ ^)。
ご希望のイメージの鎚目、仕上がりがきれいです。
これを機に、また作れる場を整えられたらいいですね♪

一旦お預かりし、リング内側にレーザー刻印をして完成です。

作りに来て頂き、本当にありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/11/26制作 2017/12/10 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

N.Kさん S.Yさん 神奈川県(鍛造)
プラチナ結婚指輪(18.5号、7.5号)
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

シンプルな結婚指輪がご希望のおふたり(^ ^)。
デザインは甲丸で、リング幅を広めと細めに。
プラチナ地金は、幅2.5mm厚さ1.4mmと、幅2.2mm厚さ1.4mmに決定。
刻印の練習や、制作工程等をレクチャーし打ち合わせ終了です。

制作日。
リングサイズを0.5号ずつ小さく変更、甲丸デザインは変更なし。
最初はリング内側の刻印から。
打ち合わせで遊び打ちはしましたが、S.Yさん、練習も数文字で終え、本番へ!
見ている方がドキドキでしたが、プラチナ地金のセンターにきれいに刻めました!
N.Kさんは練習用シルバーにも誓いの言葉を刻印しました(^ ^)。
糸ノコでリングサイズの長さにカットし、ヤスリで断面をきれいに整えました。
リング状に曲げ、接合面をピッタリに合わせ、酸素バーナーでロウ付け(溶接)。
炎の当て方、指輪との距離感、おふたりとも上手かったです!
真円に打ち出し、リューター(研磨機)で研磨工程です。
ご希望の甲丸までエッジを丸く削り出し。
均一に丸くするのは削り跡で目が誤摩化され、きれいにできているのかわかりにくいです。
リングを回しながら断面をチェックしてもらうとわかりやすいです。
ざっと全体を研磨すると、意外と均一になっているのがわかったと思います。
研磨を重ね、鏡面に磨き上げて完成です(^ ^)。

後日、ロジウムメッキを施し完成です♪

作りに来て頂き、本当にありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/11/3制作 2017/11/11 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

T.Aさん M.Aさん 東京都(鍛造)
プラチナ結婚指輪(14号、9号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
石:(ladies)内/ピンクトルマリン1pc
(mens)内/アメジスト1pc
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

市販の指輪に思い入れを感じず、彼(T.Aさん)が作れるものなら作りたい!と。
M.Aさんも賛同し、工房探しをして訪ねてくれました。
ウェーブタイプ、ラインを彫りたい、鎚目も一部打てれば、が希望(^ ^)。
実際にシルバーを使って加工を試したりして頂き、「お、意外といける」「う〜ん、これは難しい」を体感。
制作に向けてのイメトレでした(^ ^)。
プラチナ地金は、幅4mm厚さ2mmと、幅3mm厚さ1.7mmに決定。
デザインを確認し、打ち合わせ終了!

制作日。
リングサイズ、デザインの確認から。
デザイン変更です(^ ^)。
ウェーブタイプはそのまま、ラインではなくメビウスカットに。
手作りなので変更は問題無しです!
早速リング内側面に文字刻印。入籍日とお互いの名前を刻印。
凹型の金型を利用し、ウェーブを作ります。
深すぎず浅すぎず。
練習用シルバーで試しながら確認。
リング状に曲げ、接合面を酸素バーナーでロウ付け(溶接)。
真円に打ち出し、ヤスリでメビウスカットに削り出し。
ロストワックス用にワックスでどう削ればいいかを試作。シルバーリングで実践。
自信がついたところでプラチナに集中!
エッジのラインがキリッと際立ったお手本のようなメビウスカットが完成です(^ ^)。
ここまでの工程、どちらかというと精一杯だったM.Aさん。
ヤスリ掛け、サクサクきれいに削り出し、お見事でした!
余裕だったT.Aさんは、意外とヤスリ掛けに苦戦。
それでもリューター(研磨機)で削り面をならすときれいな曲面完成。
鏡面に磨き上げて完成です(^ ^)。

シルバーリングも完成したので、そのままお持ち帰り。
プラチナリングは石留めのため一旦お預かりです。
後日、アメジスト、ピンクトルマリンを石留めし完成です♪

作りに来て頂き、本当にありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/9/3制作 2017/10/9 工房にてお渡し


 

   

  


  

  

  


  

S.Hさん S.Cさん 東京都(鍛造)
プラチナ&18K線象眼(ぞうがん)結婚指輪(13.5号、6.5号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
上3段/プラチナ&18Kコンビ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

シンプルなデザインで始まった打ち合わせ。作り方や理論もレクチャーして無事終了(^ ^)。
ところが!
帰ってから再考しているうちにプラチナに18Kを巻きたくなった〜!とご連絡。
幾つかのアイデアを交換した結果、象眼の方法に決まりました。
指輪に溝を彫り、異なる金属を埋め込む方法です。
今年最初にも象眼を作ったおふたりがいますが、それより指輪は細く、埋め込む18K線も細い。
果たして初制作で出来るのか?(出来るんですけど、難易度は高い!)
制作日前までに、ステアクラフトで同じサイズのシルバーリングに銅線を象眼し、安心見本を作っておきました。
じっくり取り組めるよう、制作は2日に分けて行ないました。

制作初日。
指輪はプラチナ、幅2.2mm厚さ1.6mm。
リング内側に文字刻印を打刻からスタートです。
ふたりの名前と入籍日を刻印。
最後に表面に鎚目を施すので、少し小さ目にリングを作ります。
リング状に曲げ、接合面をロウ付け(溶接)。
隙間なくピッタリに接合。
真円に打ち出し、溝を彫る加工です。
旋盤を使い、わずか幅2.2mmに、0.4mmの溝を彫ります。
試作用にシルバーで試しつつ、プラチナへ。
とても細かい作業、思わず息が止まる。。。
慎重に彫り進め、完成(^ ^)。
銅線を使ってちょっと試しつつ、初日終了です。

制作2日目。
シルバーリングに銅線を、プラチナに18K線を埋め込みました。
線はわずか0.4mm。
18K線は比較的硬いので、外れやすくちょっと苦心しました。
長年使う指輪ですので、絶対に剥がれないように、全周ゴールドでリングと線をロウ付け。
線が細いので溶かさないようにドキドキ作業でした。
無事全体を埋めることが出来ました。
リューター(研磨機)でエッジを半甲丸に、全体を研磨。
最後に鎚目をまんべんなく打ち、鏡面に磨き上げて完成しました。
プラチナに淡い18Kラインがきれいです(^ ^)。

2日間、作ることを楽しみ、没頭し、思いがず旋盤好きだったり、自分の意外な面発見だったり。
楽しんで頂けてよかったです(^ ^)。
作りに来て頂き、ありがとうございました!

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/9/16、9/30制作 2017/10/6 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

A.Tさん O.Mさん 東京都(鍛造)
プラチナ結婚指輪(19.5号、15号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
石:(ladies)内/ムーンストーン1pc
(mens)内/シトリン1pc
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

2013、2014年にシルバー体験教室でリングとペンダントトップを作って頂いたおふたり。
3年振り、入籍に当たり結婚指輪を作りに来て下さいました(^ ^)。
入籍日がかなり間近で、通常のスケジュールではギリギリになりそうでした。
地金入手し易いインゴットからの制作に話しが及び、デザインはシンプルな鎚目模様なので、本当に0から作れるインゴットからの制作に急遽決定!
2週間余裕が生まれ、しかも手作りが堪能できるインゴット。
打ち合わせはするもんですね(^ -)。
仕上がりサイズは幅4mmと3mm、厚さ1.6mmです。

制作当日。
取り寄せたプラチナ地金は、太い棒状のインゴット。
これを圧延機と手打ちでご希望の指輪の幅、厚さまで延ばしていきます。
先ずは4mm角まで延ばし、2つに分け合います。
4mm角は、幅はそのまま、厚さを1.6mmまで薄くします。
もう1つは3mm角まで延ばして厚さ1.6mmまで薄くします。
バーナーで焼いては延ばしの繰り返しで、地金も鍛えていきます。
指輪の原型が出来たら、リングの作り込み。
リング内側に入籍日とイニシャルを刻印。
表面は鎚目模様を打ち出しました。
作業机、3年前の制作資料、使う道具等を見ているうちに、記憶がどんどん蘇って楽しい時間が流れます。
リング号数に合わせて長さを整え、リング状に曲げ、接合部をロウ付け(溶接)です。
シルバーよりもプラチナの方が融点が高いので比較的安心。
きれいに出来上がり!
真円に整え、軽く研磨。艶消しに仕上げて完成です(^ ^)。

講習の合間に3年前のシルバーリングも研磨し、きれいに蘇りました。
久しぶりに過去の作品達に会えると嬉しいもんですね〜♪
大事にしていて頂いて感謝です。

今回も大切な結婚指輪を作りに来て頂いて、本当にありがとうございました(^ ^)。

一旦お預かりし、石を留めを施して完成です。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/9/12制作 2017/9/24 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

T.Sさん T.Kさん 埼玉県(鍛造)
プラチナ結婚指輪(14号、11号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

打ち合わせで、鎚目模様のリングに決定。
幅広、薄めのリングをご希望で、幅4mmと6mm、厚さ1.4mmのリングです。
制作工程のご説明や、実際にシルバーを使って金属の特徴等をお伝えして終了!
ところがいよいよ制作日直前に・・・・おめでた発覚!
楽しみにしてたおふたり、落ち着くまで制作延期となり、4ヶ月を待って制作です(^ ^)。

体調万全とはいえ、あまり無理しないように制作開始です。
この4ヶ月間のお話し等聞きながら、リング内側の刻印からスタート(^ ^)。
記念日の日付けを刻印。
表面の鎚目を練習用のシルバーリングで練習。
鎚目も打つ鎚、打ち方で雰囲気は変わるので、確かめつつ本番へ。
少し強めに縦目の鎚目を打ち出しました。
リング状に曲げていき、合わせ目をピッタリ合わせロウ付け(溶接)へ。
ここで疲れてきたので休憩にしましたが、ご相談の上、大事を取ってこの日はここで終了です(^ ^)。

制作2日目。
ロウ付け(溶接)から作業続行です(^ ^)。
練習用シルバーリングのロウ付けを参考に、酸素バーナーでロウ付けしていきます。
プラチナはほぼ溶けることがないので、ゆっくり慌てず1800度の高温の炎を当てていきました。無事繋がりました!
真円に整え、サイズ調整し、研磨へ。
軽く研磨をし、鈍く光る艶消し仕上げにして完成です(^ ^)。

打ち合わせ後のおめでた発覚、制作延期といろいろありましたが、かえって思い出たっぷりの指輪作りになりましたね(^ ^)。
赤ちゃんが生まれて、リングサイズに変化がありましたらお知らせ下さい。
ありがとうございました♪

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪ 体調に気をつけて出産頑張って下さい!

2017/8/26、9/9制作 制作当日お持ち帰り


 

   

  

  


  

  

  


  

M.Kさん M.Kさん 埼玉県(鍛造)
プラチナ&18Kコンビ結婚指輪(15号、10号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
上3段/プラチナ&18Kコンビ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

打ち合わせでのおふたりのご希望が4点。
地金のインゴット(塊)から作ることと、プラチナと18Kでコンビのデザインにしたいこと、
リング内側にギリシャ数字を手打ち刻印したい、そして全て自分で作れれば最高(^ ^)。
実際に刻印を試したりしながら、コンビの比率や指輪そのものの形状等々いろいろとご相談し、このご希望で制作決定です。
仕上がりのサイズは、幅3mm厚さ1.8mmのリングです。
制作は2日間に分けて作ることとしました。

制作1日目。
プラチナと18Kの棒状のインゴットを焼き、軟らかくして圧延していきました。
指輪の幅に合わせ、3mm角になるまで圧延を繰り返します。
3mm角になったら、1.8mm厚までさらに平たく圧延。
折れたり割れたりするんじゃないかとドキドキしますが、大丈夫です。
金銀プラチナは驚く程よく延びます。
コンビ用に使うプラチナ、18K地金を幅を6mm程切り出し、交換です(^ ^)。
自分のメインの地金と合わせて1回目のロウ付け(溶接)をし、1本の棒にします。
プラチナより18Kは融点(溶ける温度)が大幅に低いため、18Kを溶かさないことに集中。
無事クリアです(^ ^)。
リング内側に刻むギリシャ数字の刻印が完成時どうなるのか、練習用シルバー地金で練習を兼ね試作。
先行して指輪になるまで作ってみて確認し、ギリシャ数字の刻印挑戦!
シルバーよりちょっとだけ曲がる数字もありましたが、努力の跡がしっかり残りました(^ ^)。
1日目終了!

制作2日目。
追加で打ちたい刻印を刻むところからスタートです(^ ^)。
リングサイズに合わせて地金の長さを調整し、リング状に曲げます。
つなぎ目をピッタリに合わせて2回目のロウ付け(溶接)です。
すぐそばに1回目のつなぎ目があるため、そこが外れたら大変。
守る材料もありますが、慎重にバーナーを当て、無事クリアです!
真円に打ち出し、リングサイズも調整。
最後の工程は研磨。
外側のエッジを半甲丸に削り出し、鏡面に磨き上げて完成です(^ ^)。

2日間、楽しみ、喜び、ワクワク、ドキドキ、いろいろなことがありましたが、助け合い、励まし合って完成できました(^ ^)。
ありがとうございました!

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/7/23制作 2017/7/30 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

M.Yさん M.Cさん 東京都(鍛造)
プラチナ結婚指輪(15号、7号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
石:(ladies)外/ダイヤモンド1pc
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

M.Cさんは2015年6月に婚約指輪を制作されたKさんの友人。
制作の話しを聞いて、今回作りに来て頂きました(^ ^)。
鍛造法、WAX法についてご説明し、完成まですべて手を掛けられる鍛造制作に決定!
細身のリングがご希望なので、幅2.8mmと2.2mm、厚さ1.6mmのプラチナ地金を使用しました。

制作当日。
打ち合わせでご相談したデザインから、ストレートタイプ、メビウスカットデザインに決定。
レディースは表面にダイヤモンドを石留めです。
リング内側にふたりのイニシャルと日付けを文字刻印。
M.Yさん、「&」の2度うちが重なり某有名ブランドのロゴのように。。(^ ^;)。
手先器用なはずなのに、本番に弱いタイプ?
少し不安も感じていたM.Cさんの方が、最後まで大胆かつ繊細な職人気質な腕前発揮でした(^ ^)。
リングサイズに合わせて糸ノコ、ヤスリで長さを調整。
木台の上でリング状へ曲げ、接合面を合わせます。酸素バーナーでロウ付け(溶接)。
芯金(鉄の棒)を使い、真円に打ち出します。
サイズ合わせも確認し、ヤスリでのメビウスカットの削り出しへ。
練習用シルバーリングで感覚を掴む練習。 イメージがついたら本番です。
大胆なカット、優しい雰囲気のカット、と、それぞれの腕前発揮でした!
メンズは艶消し仕上げ、レディースは鏡面仕上げに研磨し完成です(^ ^)。

一旦お預かりし、ダイヤモンド石留めして完成です。
作りに来て頂いてありがとうございました!

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/4/29制作 2017/5/20 郵送にてお渡し


 

  

  


  

M.Sさん M.Kさん 2作目 東京都(シンプル)
プラチナ結婚指輪(16.5号、10号)。
<1日制作>
上2段/プラチナ結婚指輪 下段/制作工程

もの作りがお好きなおふたり(^ ^)。
M.Kさんは過去に彫金教室に通ったご経験が(プラチナは未経験)。
久しぶりの作業に、当時を思い出しつつ楽しく制作です。
さり気なく着けられるよう、シンプルな半甲丸デザインに。
幅2.2mm厚さ1.4mmプラチナ地金です。

リング内側にイニシャルと日付けを文字刻印。
リングサイズの長さに糸ノコ、ヤスリで成型。
リング状に曲げ、接合面をピッタリに合わせます。
酸素バーナーでロウ付け(溶接)。
かなりの緊張感でしたが、練習もして無事完了(^ ^)。
真円に打ち出し、リングサイズも試着しながら自分サイズに。
リューター(研磨機)で半甲丸作りから鏡面まで仕上げて完成です!
M.Kさんリードで美しいシンプルな指輪が完成しました(^ ^)。

作りに来て頂き、ありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/4/23制作 そのままお持ち帰り


 

  

  


  

  

  

Y.Tさん S.Rさん 2作目 神奈川県(シンプル)
プラチナ結婚指輪(19号、8号)。
<1日制作>
上段/プラチナ結婚指輪 下段/制作工程

Y.Tさんは、仕事柄も趣味も、もの作りの経験豊か。
結婚指輪を手作りで!に消極的なS.Rさんを40分説得しお申し込み頂きました(^ ^)。
自信のないところは彼に引き受けてもらおうということで制作開始です!
制作は鍛造シンプルコース、鎚目デザインです。
幅2.2mm厚さ1.4mmプラチナ地金です。

リング内側の文字刻印からスタート!
ふたりの名前、日付けを基本に、それぞれ好みに刻みました。
ハートがあっちに行ったり、数字を横に打ったり、と、様々なハプニングが起こりましたが、大いに楽しんで作業ができました(^ ^)。
リングサイズの長さに糸ノコ、ヤスリで成型。
真円後に鎚目を打つので、若干小さ目に整えます。
リング状に曲げ、接合面を隙間なく合わせ酸素バーナーでロウ付け(溶接)。
真円に打ち出し、1000番までリューター(研磨機)で研磨。
芯金(鉄の棒)に入れ、鎚で表面をコツコツ打ち、鎚目模様を作りました。
メンズは艶消し仕上げに、レディースは鏡面に仕上げて完成です(^ ^)。
制作に苦手意識のあったS.Rさんですが、次第に制作に没頭!
終わってみればバーナーも鎚目の打ち出しもこなし、結局全て作り上てました(^ ^)v

一旦お預かりし、2つ共にロウジウムメッキを施し 完成です。
作りに来て頂き、ありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/4/2制作 2017/4/8 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

K.Yさん S.Mさん 東京都(鍛造)
プラチナ結婚指輪(13号、7号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
石:(ladies)外/ダイヤモンド4pc サファイア1pc
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

鍛造制作について、不安な点も含め、工程、理論をセッションです(^ ^)。
実際にシルバー、プラチナを熱し、金属の特性をご説明しました。
デザインは、メビウスカット、ライン、ミル等いろいろ考えましたが、石を入れることを重視し、シンプルな半甲丸に。
幅2.7mmと2.3mm、厚さ1.6mmのプラチナ地金を使用しました。

制作当日。
リング内側にふたりの名前と日付けを文字刻印からスタート(^ ^)。
プラチナの方が硬いので、練習用シルバーで十分慣れてプラチナへ!
リングサイズに合わせて糸ノコ、ヤスリで長さ調整。
芯金(鉄棒)を使い、リング状へ曲げます。
接合面をピッタリに合わせ、酸素バーナーでロウ付け(溶接)。
真円に打ち出し、リューター(研磨機)で面取りと研磨です。
好みの丸みまでエッジを面取り。
メンズは艶消し仕上げ、レディースは鏡面仕上げに研磨し完成です(^ ^)。

制作前、失敗したらどうしよう!という不安も伝えてくれていたので、
各工程十分練習し、ミスが出ないように確実に進めて頂きました。
楽しく作り上げて頂けて本当によかったです(^ ^)。

一旦お預かりし、ダイヤモンドとサファイアを石留めして完成です♪
ありがとうございました!

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/3/25制作 2017/4/6 工房にてお渡し


 

  

  


  

  

  


   

I.Nさん 愛知県(鍛造)
プラチナ結婚指輪(16号)。
<一日制作>
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

昨年2016年4月、彼(M.Hさん)がI.Nさんへのプロポーズにプラチナリングを制作。
この度ご結婚が決まり、お揃いのデザインのプラチナリングをお返し制作です(^ ^)。
幅3mm厚さ1.8mmも一緒です。
昨年一度お会いしていましたので、詳細はメールで打ち合わせて、一日制作です。

制作当日。
着けているリングと、昨年の彼の制作レシピと制作工程の写真を揃え、同じように作っていきます。
リング内側にイニシャルと日付を文字刻印。
表面は彼がタガネで作った山と星の形を、同じタガネを使って制作。
オリジナルを模倣するのは大変ですが、ほとんど同じに刻むことができました!
練習の成果が出ましたね(^ ^)。
リングサイズに糸ノコで長さ調整し、リング状に曲げます。
接合面をピッタリに合わせ、ロウ付け(溶接)。
真円に打ち出し、艶消しに仕上げて完成です(^ ^)。
着けていたプラチナリングも磨き直しして完成です♪

一旦お預かりし、2つ共にロウジウムメッキを施し、結婚指輪として完成です。
お揃いを作ることになるとは思いませんでしたから、久しぶりにお会いできて楽しかったです!
ありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/3/22制作 2017/3/28 郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

E.Sさん Y.Eさん 東京都(鍛造)
18K結婚指輪(15号、15号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
石:(ladies)内/ムーンストーン1pc
(mens)内/ペリドット1pc
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

鍛造かWAXか迷いながらの打ち合わせでした(^ ^)。
作ることが得意分野のY.Eさん、不得意分野のE.Sさん。
それぞれの意見を合わせ制作方法を比較検討の結果、鍛造制作にほぼ決定。
実際にシルバー地金を削り出し等をし、
「これなら大丈夫そう!」という感触を持てることができました。
鍛造制作、素材は18Kイエローゴールド。
デザインはストレートタイプ、メビウスカットです(^ ^)。
幅3.2mm厚さ1.8mmです。

制作当日。
一本の18KYG地金を、糸ノコで2つに分けるところからスタートです。
リング内側にふたりの名前を刻印。
リングサイズ(円周)に合わせて長さを調整。
リング状に曲げ、接合面をピッタリに合わせます。
18Kは硬く、大胆かつ繊細な作業です。
接合面をロウ付け(溶接)します。
プラチナに比べ融点が低いため、リングを溶かさないように慎重に慎重に。
真円に打ち出し、メビウスカットにヤスリで削り出しです。
練習用シルバーリングでどう削れば良いのか、削る感覚を自信が持てるまで練習です!
ヤスリで90%削り、残りはリューター(研磨機)で。
納得いく削りができてよかったです(^ ^)v。
全体を艶消し仕上げにして完成です。
もの作りがちょっと苦手分野のE.Sさん。
最初の糸ノコで体に異変が!
プレッシャーか拒否反応か!?
そんな出来事もありましたが、完成まで楽しく夢中に作り上げられました(^ ^)。
作りに来て頂き、ありがとうございました(^ ^)。

一旦お預かりし、石を留めを施して完成です。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/2/26制作 2017/3/11工房にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

O.Rさん O.Hさん 東京都(鍛造)
プラチナ結婚指輪(17.5号、8.5号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

事前にメールで「フリーリング(接合しないリング)は可能ですか?」とのお問い合わせ。
打ち合わせでご希望のデザインをお聞きしました。
イメージの元の形はピアスで、完成指輪はクロス部分がくっついてますが、ここが離れているイメージでした。
ピアスならば負荷は掛からないので大丈夫ですが、永く着ける結婚指輪ですので、ご希望の形状では強度が保てません。
打ち合わせ時にステアクラフトでざっと制作し、その工程、半完成品を見て頂きくっついた形で制作することになりました!
幅4mm厚さ2mmのプラチナ地金からの制作です。
デザインは、徐々に細くなり螺旋にオーバーラップするタイプです。

制作当日。
このデザインは、教える、というより、おふたりに作業の感覚を理解して頂いて、作業はおふたりにゆだねる他はないデザインです。
また、リングになると後は研磨のみと楽ですが、その前の平面状での作業が多く、その作業がイメージを決めるので大事な工程です。

先ず幅、厚さを徐々に細くするため、最初は圧延機で延ばす作業からスタートです(^ ^)。
平面、厚さを変えながらの作業。
最大幅4mmを2mmまでテーパーにするのは以外と大変。
ある程度まで圧延機で延ばしたら、後はひたすらヤスリ掛け作業です。
この作業もまた地道地道な工程です!
エッジもイメージに合わせ丸く面取り。
リング内側にイニシャルを刻印。
リューター(研磨機)である程度研磨した後、いよいよやっとリングにしていけます!
リングサイズを参考に、オーバーラップさせリング状に。
ほぼ真円を作り接合面をロウ付け(溶接)。
真円に整え、龍ターで鏡面に仕上げて完成です(^ ^)。
計算できないとても感覚的なデザインで、削る作業が多く大変だったと思いますが、イメージ通りの指輪ができてよかったです(^ ^)。

一旦お預かりし、ロジウムメッキを施して完成です。
作りに来て頂き、ありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/2/7制作 2017/2/15郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  


  

A.Tさん O.Rさん 東京都(鍛造)
純金(24K)結婚指輪(16号、14号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/純金(24K)結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

「18K以上の純度で結婚指輪を鍛造で作りたい!」とのご希望でした!
鍛造制作なので、どんな純度でも制作は可能です。
が、金はプラチナ、銀に比べても非常に軟らかい金属です。
純金(24K)は金箔の材料です。すぐ傷もつくし木に当てても凹みます。
打ち合わせで、「完成後、自分なりに傷がつき凹み、その軌跡が完成と思っています!」
との思いもお聞きし、高純度の特徴やリスクもご説明しお返事は後日としました。
熟考の末、最終決定は純金での制作となりました(^ ^)。
さらに純銀インゴッドからの制作です!
甲丸デザイン、幅5.5mm厚さ2.5mm、幅5mm厚さ2.3mmの重量感ある指輪です。

制作1日目。
準備したインゴッドは6mm角の30数グラムの重さ。文鎮のような(^ ^;)。
おふたりともにしばしその重さをしっかり確かめました!
圧延から制作開始です。
5.5mm角まで延ばし、二人分に糸ノコで分け、希望のサイズまでさらに圧延を繰り返し地金完成。
金種刻印(K24)を打刻。
リング状に曲げ、接合面をロウ付け(溶接)です。
真円に整え、1日目の作業、終了!
純金が軟らかいため、傷つけないように慎重な作業でした。
それでもシルバーでの練習をして頂いたので、純銀の変化を楽しみながらここまで順調です(^ ^)。

2日目。
真円になった指輪を甲丸に削り出しです。
シルバーリングで十分に練習し、納得いった時点で純金に。
鉄ヤスリとリューター(研磨機)、仕上げ近くでロータリーバーやヘラ掛けをし鏡面に仕上げて完成です(^ ^)。
まさに黄金色。その金色の濃さと、重さに魅入ります♪

2日間、各工程に時間をたっぷり使い、純金に向き合って頂きました。
私もサポートしつつ色々な経験をさせて頂いた思いです。
半年1年と、どんな風合いになっていくのかが楽しみですね。
今年の11月、もしお会いできたら、その時に指輪にも再会できますね。
楽しみにしております(^ ^)。
作りに来て頂き、ありがとうございました。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/2/4、5制作 2017/2/14郵送にてお渡し


 

   

  


  

  

  


  

K.Yさん O.Aさん 東京都(鍛造)
プラチナ結婚指輪(15号、11.5号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
石:(ladies)外/ダイヤモンド1pc 内/エメラルド1pc
(mens)内/エメラルド1pc
上2段/プラチナ結婚指輪 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

デザインはシンプルな甲丸、半甲丸に。
リング内外にダイヤモンドとエメラルドを彫留めです。
制作はプラチナのインゴッド(塊)から圧延して作ることにしました。
幅は2.8mmと2.5mm、厚さは1.5mmが圧延の目標です。
入籍が3週間後に迫っていて、ちょっとタイトなスケジュールですが、間に合うように調整し、制作決定でした!

制作当日はインゴッドの圧延から制作スタートです(^ ^)。
圧延機を使い、幅2.8mmリング用に延ばします。
2本に分け、もう1本を幅2.5mm用リングに延ばしました。
リング内側に入籍日とイニシャルを刻印。
リングサイズに合わせて長さを糸ノコとヤスリで調整。
リング状に曲げ接合面を酸素バーナーでロウ付け(溶接)。
真円に打ち出し、それぞれの好みに合わせた甲丸に削り出し。
最初のイメージ通り、甲丸、半甲丸に仕上がりました(^ ^)。
リューター(研磨機)で鏡面に磨いて完成です!
おふたり協力しながら楽しく作っていけました。ありがとうございました(^ ^)。
7月試験、頑張って下さい!

一旦お預かりし、石を留め、ロジウムメッキを施して完成です。
入籍に間に合ってよかったです!
作りに来て頂き、ありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2017/2/1制作 2017/2/9郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

H.Yさん H.Yさん 2作目 神奈川県(シンプル)
プラチナ結婚指輪(17号、9号)。
<1日制作>
石(ladies)表/ダイヤモンド1pc 2点彫留め
上段/プラチナ結婚指輪 下段/制作工程

彼が2011年12月に、彼女が2012年7月に、
それぞれお一人でシルバー体験教室に来て頂きました(^ ^)。
まだ院生でしたが、おふたりとも理系で、金属始め、流体磁性なんて話しもして楽しかったです。
あれから6年、結婚指輪制作のお申し込み、嬉しかったです!
おふたり揃っての制作は初めてなので、それも楽しみでした。
制作は鍛造シンプルコース、甲丸デザインです。
幅2.2mm厚さ1.4mmプラチナ地金です。

制作日。
6年前、6年間の話しに花咲かせつつ、制作開始!
前回の制作レシピも引っ張り出して参考に。
プラチナ地金をリングサイズの長さに糸ノコでカット。
リング内側にふたりのイニシャルと挙式日を刻印。
長さをヤスリで調整し、リング状に曲げ加工。
接合面をピッタリに合わせロウ付け(溶接)です。
真円に成型後、リューター(研磨機)で甲丸に削り出しました。
鏡面に磨き上げて完成です(^ ^)。
6年前もリング制作だったので、工程も思い出したりおぼろげだったり、楽しく制作できました。
ダイヤモンドの石留めのため一旦お預かり。
2点の彫留めをし、ロウジウムメッキを施して完成です。

作りに来て頂き、ありがとうございました(^ ^)。
覚えていてもらえて嬉しかったです。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2016/12/17制作 2017/1/14郵送にてお渡し


 

  

  


  

  

  

  


  

S.Tさん S.Sさん 神奈川県(鍛造)
18KWG結婚指輪(7号、6.8号)。
<事前打ち合わせ&本制作>
上2段/18Kホワイトゴールドリング 中3段/制作工程 下段/練習用シルバーリング

ホワイトゴールドにピンクゴールドラインが入ったデザインです(^ ^)。
結婚指輪を手作りするにあたり、いろいろデザインを厳選されていたおふたり。
打ち合わせで、このデザインができたら、とご相談でした。
未経験者が作れるかというと、かなり難しい工程です。
ピンクゴールド線の象眼(埋め込み)がうまくいくか、ロウ付け(溶接)で溶けたりしないか等々。
他のデザインも検討しましたが、「万が一どんなになってもやってみたい!」というおふたりの強いご希望が。
制作は2日、シルバーと銅線での練習もすることで少しでも慣れること。
事前に私が試作し確認しておくことで作りやすい方法をチェックすること。
この感じで制作決定です!
地金サイズは幅3.8mm厚さ2.3mmと、幅3mm厚さ2.2mmです。

制作1日目。
事前に私が作ったデザインを見て頂き目指す形を確認。
18Kホワイトゴールド地金にリング内側の文字刻印からスタートです。
ふたりの名前と入籍日、ハートを刻印。
リングサイズ円周の長さに揃え、リング状に曲げます。
接合面をピッタリ合わせ、1回目のロウ付けです。
シルバーリングで練習、余ったホワイトゴールドを熱してみて溶解ギリギリを体験。
溶けることが恐いので強くバーナーを当てにくかったですが無事クリア!
真円に打ち出して成型です。
次の日のためにこの日はここで終了(^ ^)。

制作2日目。
真円になったリングに、いよいよピンクゴールド線を埋め込みます。
埋め込むための溝は旋盤加工で幅0.8mm、深さ0.6mmに。
初めての旋盤、慎重に進めました。
出来た溝にピンクゴールド線を嵌め込み、3.4回に分けてロウ付けです。
ホワイトよりピンクの方が融点は低く、尚且つ細いので溶けやすい。
ピンクに集中です。全体にロウが回ってクリアしました!
リューター(研磨機)でザクッと磨き、状態をチェック。
隙間なくくっついていて完璧です(^ ^)v。
ここまでシルバーと銅線でも作業して来たので、鏡面までの研磨作業は年明けとなりました。

制作3日目。
新年最初の教室です(^ ^)。
シルバーリングで面取りの丸め具合を確認し、ホワイトゴールドを仕上げました。
リューターでエッジを丸く、その後は鏡面まで磨き続けて完成です。
シルバー:銅線は、色の違いがクッキリわかるコンビ。
ホワイト:ピンクは狙い通り、ほんのり淡い層になりました。
制作前にダイヤモンドを留める予定でしたが、もったいないのでしばらくこの状態を楽しむことになりました(^ ^)。
なので、このまま完成、写真CDも合わせてお持ち帰り頂きました。
3日間、大変だったと思いますが、イメージ通りに出来上がってよかったです♪

(S.Tさん、年末年始にシルバー地金を購入、鍛造でリングを作ったそうです。
3日目に見せて頂きました(^ ^)。
ロウ付けに苦心の跡が! 1作目は溶けちゃったそうです。
経験あるのみです! また見せて下さい!)

作りに来て頂き、ありがとうございました(^ ^)。

ご結婚おめでとうございます。
末永くお幸せに♪

2016/12/23、24 2017/1/8制作 その日にお持ち帰り


 

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