S.Hさん S.Yさん 埼玉県(オリジナル)
プラチナ結婚指輪(12号、10号)
<事前打ち合わせ&本制作>
上3段/結婚指輪 中5段/制作工程 下段/練習用シルバーリング
【使用地金サイズ】
プラチナインゴット(幅厚さ7mm)から幅2.5mm厚さ1.6mmに鍛造
【デザイン、仕上げ】
表面:半甲丸 鏡面仕上げ
内面:内甲丸 つや消し仕上げ/自作うさぎ刻印 純金象嵌
側面:フラット 荒仕上げ
(練習用シルバーリング:平打ちデザイン スターダスト仕上げ)
Hさんは初めての制作、Yさんは経験者(プラチナ制作は未経験)です。
結婚指輪を作るにあたり、自由に時間、試作、制作ができるところを探して来て下さいました(^ ^)。
打ち合わせで、できること、作りにくい作業などいろいろご相談。
内側の刻印に金の象嵌ができるかも試作。
後日制作内容をお知らせ頂きました。
制作1日目。
プラチナインゴットをバーナーで焼き、金床、圧延機を使いながら、細く長く延ばします。
焼きと圧延を繰り返し行い、ご希望の幅、厚さへ。
リング内側になる面に、日付けとイニシャルを手打ち刻印。
Yさん自作のウサギの刻印2種類(2mm)も刻印しました。
リングサイズに合わせて長さを調整。
リング状に曲げ、両端を隙間なく合わせてロウ付け(溶接)。真円に打ち出し。
ここで、ウサギの1つに純金を溶かし込み、叩いて象嵌しました。
削った結果、うさぎの輪郭はちょっとおぼろでしたが、おふたりは満足な挑戦でした。
ここからは仕上げ工程ですが、この日は21時、タイムアップ!
制作2日目。
仕上げの確認から作業開始♪
表面、内面、側面と、それぞれ仕上げが違います。
ヤスリで半甲丸、内甲丸に削り出し、一旦リューター(研磨機)でキズ等を取ります。
最初は内側のつや消し仕上げ、2番目は表面をリューターで鏡面仕上げ、最後に側面をヤスリで荒仕上げにして完成です(^ ^)。
2日間になりましたが、試作、練習、本制作を繰り返し、ご希望のおふたりでの完全手作り結婚指輪ができました!
「ふたりでウハウハしてます!」という気持ち、わかります(^ ^)。
一旦お預かりし、シルバーリングを完成。
写真撮影をしてお送り致しました。
Yさんは彫金経験者、共通の話題、楽しかったです。
また何かありましたらお声掛け下さいね♪
Hさん、初制作でしたが、本当に上手でした!
包丁もきっとうまく遂げると思いますよ、頑張って下さい(^ ^)/
作りに来て頂き、本当にありがとうございました。
末永くお幸せに♪
2018/11/25、12/2制作 12/8郵送にてお渡し
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